湘南に棲むもの・・・ていかかずら2
テイカカズラは林縁の木である。町中にも生えているし、暗い林の中のも入り込んでいるから、案外強い木なのかもしれない。
若木は地を這って葉も小さく、草と見えるが、岩や池の木に絡みついて登っていくと、葉が見ちがえるほど大きくなり、やや木らしくなる。
こうなると花を咲かせ始める。
花は蕾のうちからねじれ、開くと風車の形になる。
今にも走り出しそうな花は象牙色で中央が榿黄色に滲んでいる。
湘南地方のキョウチクトウ科は本種のみ。
赤と白のキョウチクトウは自生ではなく栽培種である。