専門知識的なこと その2
チェーンストアはその店舗数を拡大するに伴って、バイヤーの人員数を増やす増員計画も検討されてきたが、それはバイヤーが商品開発に専念できる体制というより、むしろバイヤーの雑多な業務をこなすためのものでした。
バイヤー業務の純化にしても、バイヤー増員にしても、バイヤーが商品開発に専念できる仕組みには未だ至っていないといえるでしょう。
チェーンストアに昔から根づいていた「バイヤーオールマイティ」「商品部オールマイティ」
の発想を根源から除去し、まるっきり新たな組織改革でも行わない限り、POSデータを活用した「棚割りの精度アップ」「発注の精度アップ」、そして売れ筋要因データに基づいた「新商品の開発」などを推進していくことは難しいといえます。
こういったことが難しいとなると、これから起こりうる「製・配・販同盟」も掛け声だけで、実のある商品開発ができるかどうか危ぶまれるのです。