専門知識的なこと その4
商品を開発する際に、バイヤーはプロデューサーであることを明確にしておかないと、何もかもバイヤーがやらなければならないことになります。
チェーンストアには、「バイヤーオールマイティ」といった感覚が今なお残っています。
バイヤーが一人でできることには限度があるし、またできるからといって、バイヤーが何もかもやるべきではありません。
「バイヤーオールマイティ」、「商品部オールマイティ」は、「物不足の時代」における商品部を
軸とした縦割り組織構造による組織運営の考え方であるといえます。
商品部の組織を商品部門別に細かく縦割りにして、それぞれの商品部門別に売上高予算、荒利益高予算を設定して、一方的に商品を店に送り込み、最終的に見切りロスをいっしょに含めて、トータル荒利益予算達成の帳尻を合わす「ドンブリ勘定」的なマネジメントでも決算ができた時代の組織運営の手法であるといえるでしょう。