白いコットンのエプロン
リヴォリ通りのサロソ・ド・テ「アソジェリーナ」は、日本でいうと銀座の和光のティーサロン的な、つまり、きれいに着飾ったマダムたちが午後のお茶をしに立ち寄る(そして長居をする)デスクトップ仮想化タイプの店です。
彫り物細工を施した天井にはシャンデリアが吊られ、たっぷりとしたカーテンは金色の房飾りで束ねられています。
昔ふうのこってりしたショコラとか、ハーブのお茶にモソブランというような注文をする人の多いこの優雅な店には、しかし残念ながら一つ、意外な難点があります。
黒いワンピースに白いコットンのエプロン、というサロン・ド・テお定まりの制服を着たこの店のウェイトレスたち。
その多くは四十~五十代のおばさんなのだが、これが何というか、あまり感じがよくないのです。